Deep Learning for End-to-End Automatic Target Recognition from Synthetic Aperture Radar Imagery

概要

合成開口レーダ(SAR)自動目標認識(ATR)の標準アーキテクチャーは,検出,識別及び分類の3つの段階から構成される.近年,SAR ATR用畳み込みニューラルネットワーク(CNN)が提案されているが,そのほとんどは,SAR ATRの第3段階の分類として,SAR画像から抽出されたターゲットチップから目標クラスを分類している.本報告では,SAR画像からのEnd-to-End ATRのために,新しいCNNを提案する.検証支援ネットワーク(VersNet)という名のCNNは,SAR ATRの3つの段階全てをEnd-to-Endに行なう.VersNetは,複数クラス及び複数目標が存在する任意のサイズのSAR画像を入力し,検出した各目標の位置,クラス及び姿勢を表わすSAR ATR画像を出力する.本報告は,MSTARデータセットを用いて,ピクセル毎に全12クラス(10の目標クラス,目標の前面クラス及び背景クラス)のスコアを出力するように学習したVersNetの評価結果について述べる.
© 2018 IEICE”

収録
電子情報通信学会技術研究報告, vol. 117, no. 403, SANE2017-92, pp. 35-40, 2018年1月.
Hidetoshi Furukawa
Hidetoshi Furukawa
Independent Researcher

My research interests include self-driving car, deep learning, and radar.

関連項目